言い出しにくい時はどうする?

言い出しにくい時はどうする?

言い出せない理由

退職したいのに、そのことを中々言い出せない人もいるでしょう。なぜ言い出しにくいと感じてしまうのか、まずはその心理について紹介します。まず、言い出せない人は周囲や職場の都合を考えてしまう傾向にあります。つまり、優しい人ほど言い出せなくなってしまうんですね。もちろん、他人のことを思いやれるのはとても素敵なことです。しかし、自分の人生は自分のものということを忘れないようにしてください。自分の心や体を優先しましょうね。誰しも自分が主人公です。自分を主人公にして生きれば、周囲に迷惑をかけることもあります。それに罪悪感を覚える必要はありませんよ。退職するのは労働者の権利なので、退職そのものが悪いのではく、重要なのは退職するまでの経緯や行動です。丁寧に引継ぎをして、円満退職すれば何も問題ありませんよ。
また、「今は忙しいから言えない」「退職のことを伝えて怒られたりしないだろうか」など、言い出せない理由ばかりが頭の中を巡る人もいるでしょう。そのような考え方でいると、結局いつまで経っても言えないままでストレスが溜まっていく一方です。それは自分にとってネガティブな状況でしかないので、頑張って退職の意思を伝えましょうね。

言い出しにくい時の対処法

では、退職を言い出しにくい人はどうすればいいのでしょうか?まず、退職したい理由をあらためて思いつく限りピックアップしてください。「仕事内容が辛い」「上司が苦手」など、退職したい理由を書き出してみましょう。自分が思っていた以上に出てくるかもしれませんし、それによって「こんなに嫌だったんだ」と気づくかもしれません。あるいは、「意外と何とかなるんじゃないか?」と感じる可能性もあります。何とかなる、と思うなら退職せず今の職場で頑張ってみるという選択肢も出てきますね。理由を書き出してみて、やっぱり退職したいと思うならその時点から準備を進めていきましょう。
一先ず、退職届を書いてみるのもおすすめです。退職届を書いて、自分で見てみることで退職に対する実感が湧いてきますよ。その後、退職の意思をどう伝えるかをシミュレーションしてみたり、退職後はどうするかを想像してみたりしてください。次のステージに進むことに不安を感じる人は、先に転職先をリサーチしてみましょう。転職先が先に決まっていれば心にもお金にも余裕が生まれ、余計な心配をせずに済みますよ。精神的に前向きになれれば、退職の意思を伝える際にも怖がらずに言い出せるはずです。退職に対する不安要素を潰していくことが重要ですよ。

円満退職を目指している人へ