よくある退職トラブル&対処法
退職に関するトラブルや、そうなった際の対処法を紹介します。退職の意思を伝えることが中々出来ない人は、なぜ退職したいのかをあらためて考え、自分の意思を再確認してください。退職の意思を伝える際に、上司から引きとめられた場合の対処法も知っておきましょう。トラブルを回避するためには、引継ぎがカギになります。迷惑がかからないよう、余裕を持って進めてください。どうしても解決が難しいなら、相談窓口を利用しましょう。
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言い出しにくい時はどうする?
退職のことを言い出せない理由は何でしょうか?同僚に迷惑がかかるからですか?上司に嫌な顔をされるからですか?様々な理由があるかと思いますが、そのまま我慢していては自分が苦しむだけです。自分の人生は自分のものですし、退職するのは労働者の権利です。あまり気にする必要はありませんよ。言い出しにくいなら、なぜ退職したいのかをあらためて考えてみましょう。考え直した結果、やっぱり退職したいなら勇気を持って伝えてください。
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トラブルを回避するには「引継ぎ」が肝心!
トラブルにならないよう、業務の引継ぎはしっかりやっておきましょう。通常業務と同時に引継ぎ作業をしなければならないので、余裕のあるスケジュールで進める必要がありますよ。退職日から逆算してスケジュールを立てます。引継ぎの際は、これまで自分がやってきた仕事内容や進め方を細かく伝えてください。後任者が困らないように文章などで形に残しておくのがベストですね。予定よりも遅れている場合は、都度スケジュールを修正しましょう。
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解決が難しいなら相談窓口を利用しよう
円満退職が出来るように頑張ったのにトラブルになりそうな人は、相談窓口を利用してください。自分がどれだけ頑張っても、職場や上司の都合で上手くいかないこともあります。まずは、労総基準監督署内に設置されている総合労働相談コーナーに連絡してください。問題解決に向けた情報を無料で提供してくれます。それでも難しいようであれば、法テラスに相談しましょう。大きなトラブルが発生した際は、弁護士の紹介もしてくれますよ。
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もし引きとめられたら?
退職の意思を伝えた際に、上司から引きとめられる可能性もあります。「給与を上げる」「残業を減らす」などの提案をされることもあるでしょう。その際は、本当にそれが出来るかどうかを疑ってください。上司がその場しのぎで言っているだけで、実現出来ないのであれば今の職場に留まる意味はありませんよ。また、情に訴えてくるケースも考えられます。気持ちが揺らぎそうになるかもしれませんが、その際は一旦時間を置いて考え直してくださいね。
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